船体の色が明るい場合、手すりも同色で塗ると船のフォルムが腰高な印象になるのが気になっていました。「じゃ、手すり無しでいいんじゃない」、ですが艦橋などがフルディテールであるし、何より「手すりつけたい!」が船をやってる理由のひとつですので・・。
今回、明るいグレー色のネルソンで試してみました。手すり全体を視認性の低いグレー(軍艦色)で塗装後に船体に接着、基部と支柱を船体色で筆塗り(内側はそのまま)してみました。結果、ネルソンの低い船体の印象が保てたと満足しています。鎖の色は黒でも良いかと思いましたが、甲板色との明度差が少ない方が目立たないと判断しました。
手すりはシップヤード製のセット分ですがフェアリーダー用の切り欠きの位置がテキトーな感じなのと長さが微妙に短いです。タラップ2ヶ所分と解釈できますが、なら中央のタラップの所で分割して欲しかった・・・です。(FH社の汎用手すりで一部置き換え)
金属パーツを塗装後に接着する場合は特に丁寧なサンディング(足付け)をお勧めします。プライマーは良くなっていますが絶対ではありません。いつもは面倒でサボってましたが効果てき面です。全く剥がれない訳ではありませんが軽傷で済みました。本当はは素材に関係なく塗装面には全て行った方が良いのでしょうが、先に立たない「後悔」もキットの内と思えば修正もまた楽し・・・です。
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